Thai Takasago
IoT技術の活用事例:MATが開発した、タイ・タカサゴのセンサーを用いた気流可視化システム「LOMA」
食品製造、電子部品製造、湿度管理室、クリーンルームなど、精密な環境制御が不可欠な産業において、温度・湿度の管理は製品の品質や生産効率に直結します。
しかしながら、一つの課題が残っています。それは、空気や空気の流れが目に見えないということです。
では、空調システムが効率的に稼働しているかどうかを、どのように判断すればよいのでしょうか。空間内では空気がどのように循環し、場所によって温度はどのように変化するのでしょうか。
IoTで見える化を可能に

Thai Takasago Co., Ltd. は高砂熱学工業株式会社の現地法人であり、ビル、工場、各種施設を対象に、計画・設計から施工、保守に至るまで、高度な技術を駆使した総合的な空調システムエンジニアリングサービスを提供しています。同社では、設備の稼働データや気流の状態を監視する必要が頻繁に生じていました。
MATは、タイにおいてPTC ThingWorxを活用したIoTシステムの開発に豊富な経験があり、これまでに、自動車部品製造や電子部品製造といった業界の顧客に対し、IoTソリューションを導入させて頂いております。
Thai Takasago Co., Ltd.様向けLOMAシステムの開発により、ユーザーは空調システムの稼働状況や室内各所の温度変化を容易に可視化できるようになりました。つまり、データを通じて気流を可視化し、確認することが可能になったのです。
▲ Sample of ThingWorx Dashboard
LOMA:リアルタイムデータを通して空気の流れをを可視化
LOMAシステムの開発における重要な課題の一つは、異なる場所における空調システムの状態や環境条件を、ユーザーがより容易に把握できるようにすることでした。
一見すると、温度や湿度の監視は一般的な監視システムのように思えるかもしれません。しかし、精密な環境制御が求められる複数のゾーンに区分された広大な空間においては、一区間の温度を確認するだけの場合と比べ、異なる複数の地点から収集されたデータを用いることで、システムの性能をより深く理解することが可能になります。
ここで重要な役割を果たすのが、IoTと「可視化」です。単なる説明に頼るのではなく、システムがセンサーや各種デバイスからデータを収集し、エリアごとの温度変化や機器の稼働状況、その他の環境情報を表示します。ユーザーはこれらのデータを活用することで、システムの理解を深め、稼働状況を確認することができます。
ThingWorxは、多様なデバイスやシステムとのデータ接続に加え、収集したデータを用いたアプリケーションやダッシュボードの作成を支援します。
これらのコンポーネントが連携して機能することで、現場からのデータを中央システムに転送し、構造化された形式で提示することが可能となり、ユーザーは情報をより効果的に監視できるようになります。
▲ LOMA System Image Summary
MATは、現場からのデータ収集やデータソースの接続から、データの管理・分析、ダッシュボードの作成に至るまで、一連のプロセスを網羅するコンサルティングおよびIoTシステム開発サービスを提供し、組織がデータを実用的に活用できるよう支援します。
IoTを御社のビジネス活用にご関心がありますか?
MATは、デバイスやセンサーの接続から、データ管理、意思決定を支援するダッシュボードの開発に至るまで、各組織の業務やビジネス要件に適したIoTシステムの設計・開発に関するコンサルティングを提供しています。